中城村護佐丸歴史資料図書館

平成28年5月30日(ごさまるの日)オープン!!
中城村の英雄「護佐丸」や世界遺産・中城城跡をはじめ、琉球史が学べる歴史資料図書館です。本ブログでは、当館の企画展やイベント情報、活動様子などを紹介します。
★休館日:毎週火曜日、毎月第3木曜日、祝日の翌平日(祝日振替休)
★開館時間:平日・祝日10:00~19:00 土・日10:00~17:00

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てぃーだイチオシ

中城城跡護佐丸護佐丸歴史資料図書館企画展

護佐丸歴史資料図書館より、企画展のお知らせです

令和6年度 護佐丸の日企画展
「中城のグスク土器
    -土をこねるナカグスクンチュ」

を開催いたします。
今回は、中城城跡から出土した13~16世紀頃のグスク土器を紹介いたします。
13~16世紀頃のナカグスクンチュは、どんな暮らしをしていなのでしょうか?
何を食べていたのでしょうか?
中城城跡から出土した物には、グスク土器をはじめ、魚や動物の骨、貝、炭になった穀物、種などが含まれています。600年前にも確かにナカグスクンチュが暮らしていた証拠です。
それらを通してグスク時代を想像してみましょう‼

企 画 展 「中城のグスク土器-土をこねるナカグスクンチュ」
開催日時: 令和5年5月3日(水)~5月30日(木)
       10:00~17:00
会   場: 護佐丸歴史資料図書館 1階歴史展示室内 
入 場 料 : 入場無料
休 館 日 : 毎週火曜日、5月8日、9日、16日


中城のグスク土器


イベント護佐丸体験

GW企画のお知らせです。カニ

身近な海岸にどんな生き物がいるのか知っていますか?
海岸の生き物はとてもかくれんぼが上手です。実はたくさんの貝やカニ類が住んでいますが、人間には見つからないように隠れています。なので、彼らに出会うためには”コツ”がいるのです。
その”コツ”を館長の濱口寿夫が教えますので、一緒に海岸を歩いてみませんか?ヤドカリ


日時:令和6年4月27日(土) 14時~16時(13時45分受付)
集合場所:護佐丸歴史資料図書館
観察場所:吉の浦海岸
対象:小学生以上の村内在住者(14歳以下は保護者同伴でお願いします。)
定員:20名(親子10組) 事前予約制
申込期間:4/12(金)~
図書館へ直接申込み(電話でもOK)
参加申込書は図書館窓口にて配布しています。
持ちもの:帽子、水筒、タオル、濡れてもいい服装、着替え、長靴等、予備のはきもの等

海岸のいきもの観察会

※注意事項※
当日、体調不良の場合は参加をお控えください。
ビーチサンダル等、脱げやすい履物はケガの恐れがありますので、履かないようにお願いいたします。
子どもだけでの参加はできません。必ず保護者同伴でお願いします。
図書館活動の記録のため、観察の様子を撮影させていただく場合がありますので、あらかじめご了承くださいませ。

イベント中城城跡護佐丸護佐丸歴史資料図書館企画展

護佐丸歴史資料図書館より、企画展のお知らせです。
令和5年度 護佐丸の日企画展「中城城跡のひみつ-隠れた古い城壁とナゾの刻印-」を開催いたします。

今年で開館して7周年を迎える護佐丸歴史資料図書館ですが、子どもの成長で例えると小学校に上がる学齢となったということで、皆様と共にノビノビと育って、新たな知識を得るべく、今年も企画展を開催することになりました。
今年は、毎日姿を見上げている中城城跡から新たな発見と謎について解説いたします。
今回の見どころは、平成29年~30年度、令和3、4年度に実施された中城城跡一の郭城壁整備工事で発見された14世紀前半(1300年代)の古い城壁についてです。この発見は中城城跡の歴史を語る重要な発見となりました。
この城壁は後世に建設された城壁の内側にあり、今年度の整備で埋め戻して保存していく予定です。
今しか見れない‼
ぜひこの機会に、護佐丸歴史資料図書館の常設展示室に遊びにきてくださいませ‼

企画展「中城城跡のひみつ-隠れた古い城壁とナゾの刻印-」
開催日時:令和5年5月3日(水)~5月31日(水) 10:00~17:00
会場:護佐丸歴史資料図書館 1階歴史展示室内  入場料:無料
休館日:毎週火曜日、5月8日、10日、11日、18日 
※5月3日(水)~5日(金)は祝日のため開館しております。


護佐丸




突然ですが5月30日は、中城村ではゴ(5)サ(3)マル(0)

護佐丸の日です。


郷土の歴史に興味を持ってもらおうと、地元の英雄・護佐丸にちなみ、530のゴロ合わせで、2009年に中城村が制定しました。

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中城村ごさまるの日を定める条例


 第1条 先人達が残した豊かな歴史と文化、自然に対する関心と理解を深め、もって次世代への伝統文化の継承と、村民の郷土を愛する心を育むことを目的として、ごさまるの日を定める。
 第2条 ごさまるの日は、5月30日とする。

中城村例規集 第1編 総規 第1章 村制 より

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毎年ごさまるの日には、中城村長をはじめとする職員が護佐丸のお墓参りに行っています。




*護佐丸(ごさまる) (1390?~1458年)

現恩納村の山田按司の子として生まれる。
1416年、中山王尚巴志とともに北山王攀安知(はんあんち)討伐に参戦、琉球王国の統一に貢献。
1440年、座喜味グスク(読谷)より中城グスクに移る。
1458年、護佐丸・阿麻和利の乱により没する。
・座喜味グスク、中城グスクを築城したことから築城の名人として言い伝えられている。


*護佐丸の本名とは?

 毛氏家譜(豊見城家)によると、始祖・盛春中城按司護佐丸とあります。

 童名(わらびなー)は真牛(もうし)、唐名(とうめい)は国鼎(こくてい)、号が瑞亭(ずいきょう)とあります。

 一説には「王をり補する者」として「護佐丸」という名が国王より贈られた、もしくは、三男として生まれたから御三丸と呼ばれていた、などの伝えがありますが、どれも確証はありません。(護佐丸は二男という説もあります)



*護佐丸が中城村民に与えた影響

護佐丸について記された文書には、護佐丸を始祖とする「毛姓家譜」や「毛氏先祖由来記」、「異本毛氏先祖由来記」、「球陽」などがあります。
それらから読み取れる護佐丸像というのは「英雄」「誠実」「忠臣」な人物です。

そんな護佐丸像が中城村民に与えた影響は大きく、『中城村史 通史編』によると、大正5年頃に「護佐丸神社」の設立を検討していたようなのですびっくり!
その後どのような経緯をたどったのか不明ですが、今のところ護佐丸神社なるものは見当たらないので、調べてみたい気もします・・・。

戦前にはムラアシビで「護佐丸」という組踊が上演されたり、村内の学校では学芸会で「護佐丸」の合同劇を演ずるのが常例だったようです。
また中城小学校や津覇小学校では、明治末期から戦前頃まで小学校歌に護佐丸の名がうたわれていました。  

護佐丸は中城村の学校教育の現場においても、目標とする人間像だったということがうかがえます。


現在も中城村がいかに護佐丸ラブハートな村なのか、ざっと紹介をします。



一、中城村のイメージキャラクターに護佐丸を採用(護佐丸君)。



誕生日:5月30日
特 技:石積み
趣 味:月見、パズル
チャームポイント:ひげ、村特産島人参

一、村の施設に護佐丸の名をつけている(exごさまる陸上競技場、護佐丸歴史資料図書館)

一、村運営の公共バスの名前が「護佐丸バス」



一、村のイベント「護佐丸ウォーキング」が大好評。
 ・毎年11月ごろに行われる中城ハンタ道(歴史の道)などをコースに含めたウォーキングのイベントです。

一、中城村内の小・中学校では「ごさまる7」という取組がある。


一、中城村内の小学校に「中城ごさまる科」(教育課程特例校)が新設!NEW
(中学校では「総合学習の時間」の選択コース(「ごさまるコース」)として平成27年度より授業が開始!NEW



このように、中城村は現在も護佐丸尽くしな村なのです。

護佐丸が残した世界遺産・中城城跡を通して、中城の歴史と文化を次世代へ受け継いでいけるように様々な取組を模索しています。


ちなみに、こんな護佐丸もいます。中城村内のどこかにいますので探してみては?



ブログ担当:フクチリ
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